ギブソンカラマズー工場製の1967年。ハカランダ指板。ネックコンディション良好。アジャスタブルサドル。ブリッジ浮なし。ナローネック39mmラダーブレーシング。オールマホガニー。ギブソンLG-0と同型です。音の傾向としては倍音の少ないブルージーな感じです。構造上、爆音が鳴り響くタイプではありません。単板か合板か不明です。情報がありませんでした。当時はギブソンLG-0が艶消し仕上げ、エピフォンキャバレロが艶あり仕上げです。おそらく、ネックとラベル以外は全て同じで、生産ラインもギブソンと共有していたと思われます。サイズ感は小ぶりで、抱えやすいです。マーチン000サイズよりも小さく、厚みはやや厚めなので、ドレッドノートて肩が凝る人、000クラスでも大きく感じる人には良いサイズ感。木製アジャスタブルのネジ正常(おそらくハカランダ)上下します。トラスロット左右効きます。全体にウェザーチェックあり。ヴィンテージの風格はかなりのものです。ヴィンテージ用のポリッシュでケアしてあるのでベタつき等はありません。このモデルは本来ならブリッジがプラスチックなのですがこの個体はハカランダの様です。(木目のうねりからの予測です。)発売当時、アジャスタブル仕様のハカランダ指板があったとの情報を見たことがあります。オリジナルか交換済みかは不明です。ペグはおそらくオリジナルです。現在はエリクサーのエクストラライトでネックが真っ直ぐになるように調整しています。弦高はアジャスタブルサドルで、上下調整可能で、12f2.5mm位にしてあります。ロットカバーはエピフォン往年のオリジナル2点留め。普段から弾いてているヴィンテージなので、状態は問題ないと思います。この辺りの年式のギターは年々ボロボロの個体が市場に出回る様になってきており、このキャバレロも中古市場ではかなり貴重になってきました。少々飽きたので、出品しているものの、あと5年で還暦のギターなので、売れなければそのままコレクションに戻してまた遊ぼうかと思っています。時が経てば経つほど価格が上昇するギターかと思います。なお、私が購入したころの相場に比べても大分値上がりしています。