モノラルのパワーアンプが2台入っている構造です。ボリュームがない100パーセント出力タイプで、プリアンプで音量を調整します。50wが２台入っているため良くも悪くもハイパワーです。しかも、もはやビンテージの域の1978年発売の品のため、S/Nもそれ相応です。高能率のスピーカーで静かな曲を静かな場所で聴こうと思うのなら、おそらくノイズが気になるのでやめたほうが良いです。動作チェック動画↓ (メータを思い切り動かしたテスト。無音)当時の定価で62000円ということですが、音質はそれ以上の再生能力があるように感じられました(その頃の物価がよくわからないためあいまいです)。そして、その頃の音源にはとくによく似合うようでした(大滝詠一を聴いた時がとくに良かったです)。アルニコスピーカーだとやや音がキツくなるところに、高域の緩やかなピークがある気がします。フェライトのほうが相性が良いかもしれません(ネオジウムのスピーカーは持っていませんが、明るさが強くなりすぎるかもしれません)とは言いましたが、下もしっかり重厚に伸びます。この時代の機械のそれらしい音がします。現行の機種に比べればノイズはありますし、歪み率も大きいのでしょうが、なんだか音楽のイメージが濃くなるような感じがあってそれはそれで良いんですよね。一通りチェック済みです。スピーカー選択のスイッチの接触でボソボソということがありましたが、内部の接点を復活剤洗浄して解消しました。ただこの手の症状は再発することがあることもご承知おきください。メーターはどうもあいまいな感じで動作しているようです。一応動きますが、左右で若干反応が違います。実際のスピーカーへの音声信号の出力は左右差は感じられません。送料は着払いになります。直接の引き取りも対応できます。アンプ種類···パワーアンプ対応インピーダンス···8Ω対応重量···10kg